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ネガティブのみかた

  • kigarunionayamisod
  • 2020年6月24日
  • 読了時間: 3分

ネガティブとは一体どういうことでしょうか?

ネガティブを調べてみると「否定的、消極的」と出てきます。

多くの人はネガティブの印象を「いけないこと」と捉えてしまうのではないでしょうか?


そんなあなたに今回は、

「ネガティブ」を治して「ポジティブ」になろうとか 「ネガティブ」にもメリットがあるから大丈夫!と励ますことを

伝えるのではなくて、

ネガティブ」な自分も受け入れて、 「ネガティブ」とうまく付き合いながら行動していくための考え方

をお伝えしていきます。


ネガティブの意味となる「否定的」や「消極的」の原因は何でしょうか?

その原因は「過去」を振り返ることにあると考えます。

自分の経験は現在の「ものの見方」

いわゆる価値観に影響を与えています。

なので、「過去」に誰かに否定された経験や、失敗したときに怒鳴られた経験があって

それを今でも振り返ってしまっているのではないでしょうか?

ネガティブの性質は「引きずる」ことです。

つまり、引きずることで記憶に定着しやすいのです。

ポジティブに行動できたことは次の日には忘れているのに、ネガティブに考えてしまったことは、次の日も覚えているのではないしょうか?

そのため記憶に定着してしまい、何度も思い返してしまいます。

このように「過去」に否定や衝撃があると

「否定的」であったり、「消極的」なことを引き起こしてしまうのです。


これを解決するには、

その引きずる過去を他者に話すことで整理して、過去の自分を現在の自分から客観的に捉えることが大事になります。

私も友人や家族、仕事仲間に話すことで、怒鳴られた「嫌な過去」が、現在の私にとっては全く関係のないことだと気づくことができました。

すると、いつの間にかその「過去」を思い返さなくなっていました。

そして、振り返らなくなった「過去」は忘れます。

つまり、他者に話して時間が立つと知らぬ間に「ネガティブ」な思考がなくなっているのです。


私はもうひとつ「ネガティブ」の素敵な一面も見つけました。

それは、過去の「大切な人」「もう一度会いたい人」「愛した人」「大好きな人」を忘れないでいられる。ということです。

もしかすると、恋愛が消極的になったりするかもしれませんが、、

でも、その「ネガティブ」は自分の中に「大切な人」がいる証だと思います。


私は職場の先輩と居酒屋で飲んでいるときに、先輩の奥さんの話を初めて聞いたときがありました。

その先輩は、50代で奥さんを心筋梗塞で亡くしていました。

それだけで衝撃的な話だったのですが、忘れられない言葉がありました。

「その人以上に幸せにしたいと思える人はいない」

その言葉からは、とても深くて、優しい愛情を感じました。

その奥さんが亡くなった後も先輩はずっと思い続けていました。

先輩はテニスのコーチをしているのですが、練習が終わった後も選手1人1人の映像を見返して、良かったところと、修正した方がいいところを毎日1人1人細くメモしているのをよく見かけていました。

私はそれが、奥さんのことを思い出しながらも、奥さんにしてあげたかった感謝を

目の前の選手に、今できることをしているようにも見えたのです。

過去の記憶から現在への「行動」として繋げていると感じたのです。

ネガティブは「過去を振り返る」という本質があって、

そのときの捉え方次第で行動への原動力となるのです。

つまり、どう捉えるかは自分次第で、それがうまく付き合うことにもなるのではないでしょうか?


【まとめ】

・ネガティブな自分がいることを受け入れるには、他者に話すことで客観的に捉える必要がある。 ・ネガティブは振り返らなくなることで時間が解決してくれる。 ・ネガティブは「大切な人」を忘れない一面がある。 ・ネガティブとうまく付き合っていくことで、それが行動に繋がるエネルギーにもなる。


 
 
 

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